第一クール終了。勝ち点25が持つ意味と課題

J2第一クールが終了。
湘南ベルマーレが積み上げた勝ち点は25。


この日、愛媛FCはゴール前の守備を固めてカウンターという戦術を徹底し、
結局、失点を最小に抑えて、試合はドローで終了した。
湘南ベルマーレは今シーズン初めての引き分けで、
目標としていた第一クール勝ち点27に到達することはできなかった。
この25という数字をどう評価するべきかというと、
現在の湘南ベルマーレというチーム状態を考えたら合格点ととらえるべきではないか。
圧倒的な力の差をもって相手を沈めるだけの力を見せることもなく、
それでも勝ち点25、4位という成績を手にすることができたのだから、
上出来ではないか。
ここまでの試合で、いくつかの不安材料が浮上した。
・ ジャーン、田村という守備の中軸の不在
・ 機能しないスーパーサブ、リンコンの起用法
・ 菅野監督の不可解な先発選手の起用法
・ アジエルがボールを奪われた後のリスクマネジメント
今日の試合では、11本のコーナーキックを得たものの、そこからゴールを奪えなかった。
ジャーンや田村といった制空権を握れる選手が不在だったことが大きく影響している。
さらに、FWも原・石原・阿部の3人のローテーションでは、
ゴール前を固めた相手からゴールを奪うことは難しい。
そして、各チームからマークされる存在となった「昇格候補」湘南ベルマーレ。
特に目立ったのは、アジエル対策。
最近三試合では、
鳥栖はがっちりと徹底マンマークをつけて対応。
セレッソもマンマークに近い形をとった。
愛媛はアジエルを比較的フリーに近い形で持たせておいて、ゴール前を固めた。
この3試合を見ると、
今後のアジエル対策の大きなヒントになってしまうような気がしますが・・・。

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