全然だめ、でも勝ち点3を得ることの意味。

全然だめ。
J2第二節。
ハーフタイムに、反町監督はこうチームに語り始めた。


相手は昇格したばかりの栃木SC。
中盤の運動量で劣勢に立つ
ボールを支配される時間が多くなる
左右のFWが自陣に押し込まれる
事実上のワントップである田原が孤立
前線にボールが収まらない
引いているので反撃するにも頭数が揃わない、迫力がない
個人で勝負して跳ね返される
またボールを支配される。
こんな繰り返し。
全然だめという印象を受けていたのは監督だけではあるまい。
しかし、前任の菅野監督は常に選手をリスペクトし、
どんな試合の後にもこういったコメントを表向きにすることはなかったように思う。
このコメントからも反町監督の理想と現実のギャップによる苛立ちも垣間見られる。
それでもチームは勝ち点3を獲得した。
こういった試合が51試合のうちにまだまだたくさんあるだろうし、そこで勝ち点を重ねることの意味は大きい。
まだ未完成のサッカーが勝ち点を重ねるごとに完成に近づくことも期待できる。
全然だめでも手に入れたものの意味は大きい。、

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