湘南ベルマーレ3連敗。慌てないこと、バタつくこと。

J2はいよいよ終盤を迎えようという36節。
湘南ベルマーレはホームでロアッソ熊本相手にロスタイムに失点し、3連敗。
自動昇格の2位確保は風前の灯か、それとも・・・。

この3連敗。
実は共通点があります。
どの試合も、前半でビハインドを背負って、ハーフタイム時点で3人枠の選手交代のうち、二人分を使い切っているということです。
確かに、アクシデントによる交替もありますが、これだけ選手交替のタイミングが早いのも異常です。
後半の勝負どころで、打つ手がなくなり、手詰まりとなってしまうのです。
チョウキジェ監督がハーフタイムに選手に伝えた「慌てないこと」という言葉を、そっくりそのまま返したい。

もちろん、選手にもそれぞれ課題があります。
岐阜戦の敗因となったうちの2失点も相手を背にしてボールを確保できる状態で相手からのチャージでボールを奪われています。
今日のひとつめの失点も同じ状態でボールを奪われました。
3つのうち、どれか一個くらいファウルにしてもらってもよさそうなものですが。

決めるべきところで決めなかった攻撃陣にも当然課題があります。
後半、坂本鉱司がもしゴールを決めていたら、試合の雰囲気も含め、きっとすべてが変わっていたのだろうと思います。
チームを長年にわたって牽引してきた選手が、もしこのシーズン佳境にゴールを決めていたら、チームにもたらす影響は計り知れません。
ここで、ひとつのターニングポイントを失ってしまったのかもしれません。

でも、慌てない。
昇格した2009年シーズンでも、4連敗したあの絶望感から比べたら、
こんなの話にならないほどかわいいものです。
1998年に親会社の撤退で主力選手がみんないなくなっちゃったあのときの喪失感に比べたら、
こんなの鼻で笑えちゃうほどとるに足らないものです。

もがいても、バタついても、慌てるな。
もともとc??しいサッカーでもないし、無駄のないサッカーでもないから、大胆に走って、大いに暴れてもらいたい。
でも、頭はクールに。ここで慌てちゃいけない。

勝ち点は増えないけど、減りはしません。
最後も、勝ち点3をとりに行って逆に点を取られただけで、
勝ち点1を取りにいって負けたわけじゃありません。

残り試合数はi??。強気でいきましょう。

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