ホームページ制作会社の力量と差別化について。

こんな記事があったので紹介します。

ホームページ制作会社に丸投げしたことによる悲劇

家の近くだけでも10件くらい歯医者さんがあって、どこがいいかなと思ってインターネットでいろいろ調べていました。
そんなとき、ふと気づいたことがありました。

「どこの歯医者のホームページも書いてることって一緒だな…」と。

矯正治療とは、どうのこうの…、インプラントとは、どうのこうの…。

コピーして作ってんの?と思うくらいどこも同じようなことを書いてるんですよね。
デザインまで、まったく一緒のところがあります。(これはおそらく制作会社が同じなんでしょう。)

それにしても、この状況はひどいと思いました。
歯医者といえば、今や激戦区。コンビニか歯医者かというぐらいに良く見かけます。

こんなに歯医者が乱立していて、どうにかして集客しないといけないのに、肝心のホームページと言えば、どこも同じ。
これでは、どこの歯医者を選んで良いのか分かりません。
患者としては悲劇です。

あるクライアントから「ホームページは名刺代わりみたいなもんだから、適当でいいよ」と丸投げされたことがあります。

若かりし自分は、「そんなもんか…」と思って受け入れましたけど、今思えば腹立たしい限りです。

そんなんで良いホームページなんか作れるわけがありません。
名刺代わりなら、名刺をスキャンしてホームページにアップしとけば良いのです。
もうひとつ考えられるのは、他の歯医者のホームページを参考にしてしまうこと。

はじめてホームページを作るときは、何をどう作って良いか分かりません。

そのため、制作会社に依頼するときも、具体的に伝えることができず、

「この歯医者さんのホームページ好きなんだよね。こんな感じにできます?」

と、他の歯医者のホームページを引き合いに出し、イメージだけを伝えてしまいます。

その結果、何のオリジナリティもない、カタチだけのホームページができあがってしまうのです。

これは、発注をするクライアント(ここでいえば歯医者)だけが悪いわけではありませんが、
クライアント自身が、自社の強みを理解できていないことは大きな問題です。
差別化戦略ができていなければ、ホームページの持つ価値は半減するといっていいでしょう。

目に見える形のないサービス業であれば、さらにその差別化は難しくなります。
そのひとつの業種が介護です。
同業他社のサービスに触れる機会も限られており、極めて差別化の遅れている業界です。

ここでひとつの仮説ではありますが、
ホームページ制作会社がクライアントの強みを分析することが出来たとしたらどうでしょう。
クライアント側が持つ強みを生かしたコンテンツの提案や、検索キーワード戦略などを通して、
明確な差別化戦略を図っていくことが出来ます。
わたしたちウェルコネクトは介護に特化したホームページ制作を行っています。
在宅介護、施設、医療機関、地域包括などでの現場経験も活かしながら
クライアントのストロングポイントを分析し、それを活かしたコンテンツを提案することができます。
同じように介護に特化したホームページ制作会社もあるようなので、同じことが言えるのですが、
これもホームページ制作会社を選ぶ際のひとつのヒントになるのではないでしょうか。

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