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2007年06月28日

リバウンド・メンタリティ。

J1昇格を目指す湘南ベルマーレが掲げたスローガン。
「リバウンド・メンタリティ」:逆境に打ち克つ精神的な強さ。

3位京都。4位湘南。
昇格の可能性の残る3位以内を確保するためには、どうしても越えなければいけない壁。

しかし、湘南は前半開始早々、前半終了間際、後半開始早々と、
失点してはいけない時間帯にことごとく失点。
湘南が破れたのは至極当然の結果なのかもしれないし、そこにチームとしての成熟度があらわされている。

京都はロングボールを主体に、FW田原のポストプレーと、FWパウリーニョの裏への飛び出しを狙うシンプルかつ効率的な戦術を取った。
逆にベルマーレは中盤でパスをつなぎ、ワイドな展開からゴールに迫り、前線をはじめ全員が運動量を上げてプレッシャーをかけるサッカー。
中三日の過酷な日程(京都に関しては中二日)で、この酷暑。
どちらの戦術が合理的なのかは一目瞭然だった。

ベルマーレは自分たちのサッカーにこだわって、自滅していった。
後半からは運動量がガクンと落ち、頼りのMFアジエルも完全にガス欠状態。
それでも、途中出場の森谷らが死に物狂いのプレーでゴールに迫り、希望の光をともした。

ベルマーレがこのシーズンを戦い抜くためには、
自分たちの戦術を変えて戦うことも重要だが、
そこにはどうしてもFW梅田の存在が必要になる。
梅田の完全復活がチームの浮上の鍵となる。

投稿者 welconnect : 00:09 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月18日

ドリブラー永里源気の覚醒。

湘南ベルマーレが今季はじめての逆転勝利。
Jデビューとなったルーキー山口を含め、
それぞれが高いパフォーマンスを発揮し、自分の仕事をこなした。
4得点はその結果でしかない。

そして、ようやく今季初ゴールを決めたのが永里。
昨年は石原とツートップを組み、得意のドリブルでチームを牽引した。
今年は、好調の原の影に隠れ、出場機会を大きく減らしていた。
ゴールという結果が結びつかず、空回りするプレーばかりが目立っていた。

しかし、この日はドリブルで中央に切れ込み、
完全に足の止まった鳥栖のDF陣を置き去りにし、
右足でファインゴールを叩き込んだ。

今年のベルマーレは、レギュラーメンバーの得点がほとんどで、
この日のスターティングメンバー以外の選手による得点は、
東京V戦で決めた外池のゴール1点のみ。

この先、シーズンの後半戦に向けて、
疲労によるレギュラーメンバーのパフォーマンスの低下や、
怪我、累積警告などによる出場停止など、
11人以外の選手の力が重要性を増してきます。

この日ゴールを決めた永里や、長期離脱から帰ってきた梅田、
さらに突破力のある鈴木将太、
外池・森谷・柿本・中町・・・。
総力戦になるJ2後半戦。
彼らの活躍なくしてJ1昇格はありえません。

投稿者 welconnect : 18:12 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月11日

帰ってきたキャプテン、帰ってきたエース、帰ってきた左のスペシャリスト。

湘南ベルマーレに、頼もしい男がやっと帰ってきた。

湘南ベルマーレキャプテンのジャーンは、負傷のためにブラジルへ一時帰国していたが、5月30日に再来日。
そして、早くもスタメンとして、キャプテンマークを巻いてピッチに帰ってきた。

長いブランク明けのためか、今までのような迫力はいまひとつ感じられなかったものの、
空中戦の高さと、存在感は抜群。
コンビを組む斉藤やGKキムの好守もあり、久しぶりの完封ゲームとなった。

そして、圧巻は前半終了間際。
加藤望からのコーナーを打点の高いヘッドで競り勝ち、ゴールをねらう。
ゴール前にこぼれたボールをブラジルの名門サントス時代からの盟友アジエルが押し込んで先制点を奪った。

帰ってきたのはジャーンだけではない。
エース梅田も約一年ぶりにピッチに帰ってきた。
ダイナミックなプレーと高さを武器とするベルマーレの最終兵器。
途中出場した梅田は、ロングフィードに競り勝ち、追加点を生む起点となった。

さらに、左のスペシャリスト、鈴木伸貴も復帰。
尾亦も怪我で失っていたベルマーレには、まともにプレーできるサイドバックがいなかっただけに、
この復帰はチームにとって確実に大きなプラスになる。

最下位で前半から退場者を出した水戸相手に、
この試合内容は褒められたものではなかったかもしれないが、
これからに大きな希望を見出すことのできるゲームとなった。


現在4位。

J1昇格がいよいよ現実的な目標となってきた。

投稿者 welconnect : 00:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月07日

コムスンの訪問介護事業指定打ち切りへ。求められるコンプライアンス。

コムスン指定打ち切り!訪問介護事業はどこへ。

コムスンの訪問介護事業の指定が打ち切られることが決定しました。
厚生労働省もかなり厳しい決定をしたと感じていますが、
それだけ介護事業にはコンプライアンスが求められているということです。
コムスンだけではなく、ニチイ学館やジャパンケアが不正請求として介護報酬の返還を求められていることからもわかるとおり、
これはコムスンだけに限られた問題ではないのです。

介護事業所は、
これを自らの体制を見つめなおすための機会としてもらいたいです。

どちらかというと、
介護報酬の返還という処分を逃れるために、事業所の自主廃業を続けてきたコムスンの姿勢が、
厚生労働省の逆鱗に触れたという印象です。
まるで子供の喧嘩のようですが、それに巻き込まれた6万人の利用者と2万人のスタッフの立場はどうなってしまうのか。

もうひとつ言わせてもらうと、
厚生労働省自体が、年金問題などで、まっとうなサービスを行ってこれなかったというのに、
介護事業に対しては厳しい姿勢を貫いているというのはいったいいかがなものか。

そして、コムスンの親会社であるグッドウィルグループは
湘南ベルマーレの大口スポンサーでもあります。
ウェルコネクトも、湘南ベルマーレのサポートコーポレーションとして、
小口のスポンサーとして、湘南ベルマーレのサポートをしているわけですが、
悲願のJ1昇格に向けて、今後の選手補強などに大きな痛手ですね。

投稿者 welconnect : 00:29 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月06日

どうなる?介護サービス情報公表制度の手数料問題。

いろいろと物議をかもしている介護サービス情報公表制度。
その大きな問題となっているのが、事業所に課せられる馬鹿高い手数料。

この介護サービス情報公表制度の見直しの中で、
手数料についての見直しも行われるということですが、
どうも自治体任せという形になりそうです。
もともと自治体ごとの実情に合わせて、自治体の裁量で手数料が決定されており、
その手数料の格差もひどいもので、
そういった格差が生まれていることのほうがどっちかっつうと問題じゃないかと考えていますが。。。

このサービス公表制度に関しては、手数料だけではなく、
使う側にとっても問題だらけのシステムで、
どう考えても使いづらいインターフェイス、アクセシビリティ無視の設計、無機質に並べられた混沌とした情報の羅列・・・、
いったい誰がこんなものを望んだんでしょうか。

hasebee's Great Journey:誤解や、過大な期待なのか?


ちなみに、実際に調査を行った人はこんな感想を持っているそうです。

介護コンサルティングネット:「介護サービス情報の公表制度」の調査に係って

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