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2006年09月28日

デイサービスのホームページ作成。

介護予防時代、
地域ケアという枠組みの中で大きな役割を果たすのが、デイサービスセンターです。
地域のデイサービスセンターは、
それぞれの特色を生かしたさまざまな活動を行い、
そこに集う人たちに活力と笑顔を与え、在宅生活を支えています。
介護予防時代に突入し、
それに加えて機能訓練や生活リハビリといった要素も重要性が高まり、
ますます求められる期待と役割は大きくなっています。

そんなデイサービスセンターですが、
センターの数が増えるとともに、
今後はサービス競争が激化し、より特色を生かしたサービスで
差別化を図ることが生き残りの道になるといわれています。

そんな中、
デイサービスセンターがその個性をアピールするための
大きな手段がホームページです。
デイサービスセンターの多くは特別養護老人ホームなどに併設された一部門であり、
デイサービスセンター単体としてのアピールに欠けているホームページを多く見かけます。

しかし、デイサービスは地域と施設とを結ぶ最も大きく開かれた玄関口であり、
施設にとっての華でもあります。
地域と密接な関係にあるデイサービスでの活動を積極的にアピールすることが、
施設と地域とを信頼で結びつけるのです。

デイサービスセンターでは、季節を活かしたさまざまなイベントが催されています。
行事・イベントに偏るケアに対する批判もありますが、
変化に富んだ活動内容をアピールするためのインパクトは大きいと思います。
そういった活動の様子をホームページ上で公開することによって、
利用を考えている人にとっても、その場所での楽しみを見つけやすくなります。
できれば、ブログを利用して、更新頻度を増やし、
職員が肌で感じた想いを言葉にしていくことで、インパクトが増します。

また、デイサービスという環境に踏み出すのに、
躊躇を感じる方も少なくありません。
見ず知らずの人たちの中、まるで知らない環境で一日を過ごすわけですから。

利用を迷っている方々にアピールするためには、
そこでの時間をイメージすることができるような情報提供が必要です。
一日のスケジュールや、施設内の写真、食事の写真、スタッフの様子・・・、
そういった情報を通して、
まるでホームページ上でサービス利用を体験しているような印象を与えることができれば最高です。

そして、もちろん。
デイサービスセンターはその特色を活かすことが大きな鍵になります。
自分たちの長所をいかに言葉にしてアピールすることができるか、が
これから重要性を増してくると思われます。

以上のことから、ウェルコネクトが考えるデイサービスのホームページ制作において、あるべきデイサービスセンターのホームページの姿は。

四季のイベントや行事などの活動を積極的に公開している

一日の生活を視覚的にイメージし、安心感を与えることのできる情報

同業他社との差別化をアピールできている

です。
デイサービスセンターのホームページも作成させていただいていますが、
みなさま、自分たちのセンターの強みを意識していることが感じられました。
わたしたちウェルコネクトでは、
そういった、介護に対する想いや誇りを伝えるホームページ作りを支えていきたいと思っています。

投稿者 welconnect : 21:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月26日

介護サービス情報の公表制度でキーワードチェック。

キーワードチェックから、社会の流れを読んでみます。
今回のテーマは、介護サービス情報の公表制度
介護サービス情報の公表制度に関連するキーワードがどのように検索されているのか、
また、
それにあわせてどんな第二キーワードが検索されているかで、
介護サービス情報の公表制度の何についての情報を求めているのかがわかります。

先月の検索回数を紹介します。

「介護」「サービス」「情報」「公表」

  6582回

「東京都」「介護」「サービス」「情報」

 1537回

「介護」「サービス」「情報」「公開」

 1473回

「介護」「サービス」「情報」「公表」「制度」

 1073回

「沖縄県」「介護」「サービス」「情報」「公表」「センター」

 899回

「介護」「サービス」「情報」

 814回

「大阪府」「介護」「サービス」「情報」「公表」「センター」

 639回

「介護」「サービス」「情報」「公表」「センター」

 552回

「介護」「サービス」「情報」「公表」「マニュアル」

 354回

以下、「都道府県名」+「介護サービス情報公表」(+センター)というキーワードでの検索が並んでいました。

「マニュアル」や「記入」、「対応」といった検索も目立ち、
調査を受ける事業者が検索した回数も多かったのではないかと思われます。

今後は、
事業者情報が各都道府県の公表センターにアップされることで、
各都道府県の公表センターを検索するアクセスが増えることを期待したいのですが、
現在は、ほとんどの都道府県で2ケタの検索回数なので、
このあたりは認知度の低さやアピール不足という部分は否めないですね。

投稿者 welconnect : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月23日

千葉県の誰でも使えるホームページコンテストは本当に誰でも使えるのか?

以前も記事にしていますが、
千葉県の健康福祉指導課が主催している
誰でも使えるホームページコンテストという企画があります。

千葉県在住・在勤・在学いずれかの条件を満たしていれば応募できる
アクセシビリティのコンテストなのですが。
これがかなりお寒い感じになっています。

前回も、応募作品が非常に少なく、最優秀作品であっても
ウェブ標準にも遥かに及ばない出来になっています。
明らかにPR不足ですし、
コンテストのサイト自体が「誰でも使える」ではないという惨状。
果たしてこんなコンテストで尊い税金を費やしていいのでしょうか。

そんなホームページコンテストを今年もやるそうです。
果たして、今回はどんな作品がエントリーするのでしょうか。

先日お伝えした全国自治体のウェブアクセシビリティ調査の結果でも
残念な結果となった千葉県。
アクセシビリティの範を示すべき自治体がこんな状態では、
千葉はウェブアクセシビリティ不毛の地となってしまうのではないでしょうか。。。

投稿者 welconnect : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月21日

自治体サイトWebアクセシビリティ調査の結果から

有限会社ユニバーサルワークスが、
自治体サイトのウェブアクセシビリティの調査結果を公表しています。

自治体サイトWebアクセシビリティ調査

全国47都道府県と15政令指定都市、さらに静岡県の42市町の
ウェブアクセシビリティをチェックし、採点しています。
自治体のサイトは、
積極的にウェブアクセシビリティを推進しているという印象を持っていましたが、
こうしてみると、依然、問題を抱えているサイトも少なくないことがわかります。
が、ここ数年で自治体サイトのリニューアルが積極的に行なわれたことは、
意識が大きく変化している傾向ではないでしょうか。

自治体のアクセシビリティはもはや必須である時代、
これからは、いかに住民に使いやすく、親しまれ、便利なサイトとなるかが求められそうです。

投稿者 welconnect : 22:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月18日

介護サービス情報の公表制度、各都道府県の公表センターへのリンク

先ほども介護サービス情報の公表制度について触れたので、
ここで、各都道府県で、
介護サービス情報を公開する指定公表センターへのリンクを紹介します。
まだ事業者情報が掲載されていない都道府県も多いのですが、
徐々に掲載されてくるのではないかと思いますので、
チェックしてみてください。

【北海道・東北】

北海道介護情報公表センター

宮城県指定情報公表センター

岩手県指定情報公表センター

【関東】

東京都介護サービス情報公表制度について

埼玉県介護サービス情報公表センター

千葉県介護サービス情報の公表

神奈川県介護サービス情報公表センター

【北陸・東海】

愛知県介護サービス情報公表センター

静岡県「介護サービス情報の公表」

新潟県介護サービス情報公表センター

【近畿】

滋賀県介護サービス情報公表センター

大阪府介護サービス情報公表センター


【中国・四国】

愛媛県指定情報公表センター

徳島県介護サービス情報の公表

【九州・沖縄】

鹿児島県指定情報公表センター

沖縄県介護サービス情報公表センター

正直な印象で言わせてもらうと、
どれもこれも、やっつけでつくってしまったような感がありありと出ているサイトですので、
きっとプロが手がけたものではないのでしょう。
あんだけ事業者に調査費用を負担させておいて、
どう考えてもお金の使い方を間違えていますね。

日本語でアドレス指定するところがあれば、
タイトルタグのないサイトもある。
ついでに、どの県も公表するサイトの名前もてんでバラバラ。
まったく統一性もないし、無計画にもほどがあります。
もっというと、極端なアクセシビリティの低さ、
公表システムのページにたどり着くまでのユーザビリティの悪さ、
いろんな面で課題が山積みですが。。。

と、厳しい意見ばかりを述べさせていただきましたが、
利用する側が介護サービスを選択するという大きな試みだけに、
こんなやっつけ仕事で終わらせてほしくないと願うばかりです。。。

投稿者 welconnect : 13:11 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月16日

介護サービス情報の公表で介護事業者は何をアピールできるのか。

介護サービス情報の公表制度をもとに、
各自治体でウェブサイト上の情報公開がスタートしています。

ウェブサイトも非常に使いづらく、
情報が羅列されているだけで、何の項目を見たらいいかもわからず、
利用する側の立場にまったく立っていないという批判が集まっています。

そして、事業所にとっても、
あの書式を埋めるだけでは、
本来事業所側がアピールしたいサービスに対する想いや、
サービスの特徴などをまるで伝えることができません。
本当に伝えたいものは、人員配置の人数や記録書式の有無だけで
伝わるものではありません。

自分たちの事業所について、
自分たちの言葉で、
自分たちの色で、
誇りを持って伝えるためには、
ウェブサイトを独自に持つことが最善の方法だと考えています。
私たちウェルコネクトでは介護事業者の皆様に
ホームページを持つことを提案しています。

幸いなことに、
介護サービス情報の公表制度ウェブサイトで
事業者のページを開いたとき、
事業者のホームページというリンク先が表示されます。
実は、この項目が最も目を引きやすい項目なのです。
サイトへのリンクは普通、青などのリンク色で表示されるため、
項目がごちゃごちゃとただ並べられているページの中で、
最もインパクトがあり、最も目に付きやすいのです。

そのため、サービスの利用を本当に検討している方は、
そのリンク先に誘引される確率が非常に高くなるはずです。
介護サービス情報の公表制度を最大限に活用するには、
ホームページを独自に持ち、
そこから本当に伝えたい想いを表現していくこと、だと考えています。

私たちにそのお手伝いができれば幸いだと思っています。

「介護サービス情報の公表」関連法令通知集
シルバーサービス振興会介護サービス情報公表支援センター
中央法規出版 (2006/07)

投稿者 welconnect : 18:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月15日

気になるキーワードチェック。あんまり更新できていないけど・・・。

またキーワードチェックしてみます。

介護+ホームページ作成

google:1位 yahoo:1位 MSN:1位

福祉+ホームページ作成

yahoo:1位 google:2位 MSN:2位

ついでですが、

姉歯+カツラ

yahoo:13位 google:7位 MSN:1位

まだ入ってた。。。

また、

介護サービス情報の公表

全国老施協

などのキーワードから
来ていただく方も増えています。

今後も、できるだけ更新していきたいと思っていますので、
どうぞよろしくお願いします。

投稿者 welconnect : 17:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月08日

アクセシビリティでランク付け、Google Accessible Searchとは?

こんなニュース。

Google、アクセシビリティで評価する検索ツール「Accessible Search」

米Googleは19日(現地時間)、視覚障害者が利用しやすいWebサイトを検索できるという「Accessible Search」を公開した。試験的なツールを提供する同社の「Google Labs」で公開されたもの。通常のGoogleサーチと同様に、キーワードを入力してWebページを検索するものだが、そのアクセシビリティが表示される順位に反映されるという。

視覚障害者の利用では、コンテンツの内容を読み上げるスクリーンリーダーなどが使用される場合も多く、そのため、画像イメージに代替テキストを用意する、マウス無しでも操作できるようにするなどの配慮が必要となってくる。Google Accessible SearchはWebページのHTMLを解析することで、こういったアクセシビリティの高さを判断、検索順位に反映させる。評価の手法は「常に進化している」(同社)としつつも、現状では、シンプルさ、イメージの量、キーボードナビゲーションなどが判断基準になっているという。

Webコンテンツのアクセシビリティに関しては、標準化団体であるWorld Wide Web Consortium(W3C)が「Web Content Accessibility Guidelines(WCAG) 1.0」を1999年に勧告として公表、そして現在はその改訂となる「WCAG 2.0」を策定中で、ドラフト版を公開している。Googleはサイトのアクセシビリティを高める方法として、WCAGへの準拠を推奨している。

これは視覚障害をもつ方にとっては朗報ですね。
検索エンジンを利用して、せっかくアクセスしたサイトがアクセシブルでないため、
必要としている情報にまでたどり着けない、必要以上に手間がかかる、
といったことが、なくなるかもしれない。

これまでウェブ標準、アクセシビリティを実装し、
障害があってもアクセス面での障害を取り除いていくことが
ウェブ制作側の大きな課題であったわけですが、
アクセシビリティサーチが機能すれば、
視覚障害を持つ人はアクセシビリティサーチを使って
アクセシブルなページにアクセスすれば、アクセシビリティによる不便を感じないわけです。

視覚障害を持った人の大多数がアクセシビリティサーチを使うようになるのであれば、
逆に一般のサイトは視覚障害を持った人を一切意識しないサイト作りになる、
なんてことにならないことを願いたいものですが。
なんだか、ウェブを取り巻く環境が、
障害を理由に
共生から分離の方向に向かうのは喜んでいいものかどうか。。。

検索エンジンの精度がどのようなものになるのか、ちょっと注目ですね。

投稿者 welconnect : 22:31 | コメント (0) | トラックバック