NetReaderは音声ブラウザの救世主となれるのか?

ウェブの音声ブラウザといえば、
代表的なのはいわずと知れたIBMのホームページ・リーダーです。
が、WindowsVistaおよびIE7への対応を行わないことが既に発表されており、
事実上、ホームページリーダーの開発はストップしたという状況にあります。
進化し続けるインターネット。
その中で、音声ブラウザが取り残されることになり、
入手できる情報が制限されている視覚障害者にとって、
これは大きなダメージとなります。
インターネットですら、情報格差という高い壁によって障害を生んでしまいかねません。
しかし、高知システム開発が発表したのがNetReaderという新しいソフト。
高知システム開発が提供してきたPC-Talkerと連動して、
PDFやフラッシュなどの情報を出力するというものです。
PDFやフラッシュを使用して情報を提供することは
アクセシビリティの面ではひとつの障害となるというイメージがありましたが、
今後、このNetReaderによって、PDFやフラッシュなどの複雑な情報も、
正確に音声で認識できるようになるのかもしれませんね。

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