2008シーズンへ向けて。湘南ベルマーレの再出発。

湘南ベルマーレ、2007シーズンホーム最終戦は福岡に敗れ、優勝の可能性も消滅した。


前半10分で失点。
立ち上がりに失点するという、今シーズン何度も何度も何度も何度も繰り返された過ちを、
この大事な試合でもやってしまう。
それでも、前半終了間際に石原が相手の横パスを掻っ攫ってワンマン速攻で同点ゴール。
攻撃では、右サイドの鈴木将太がチームにアクセントを与えていた。
福岡の左サイドバックの対応が甘いと見るや、徹底的に縦の突破を繰り返した。
後半開始と同時に福岡は選手交代で修正を図ったものの、それでも勝負し続け、
スピードあふれる突破からPK獲得。
が、このPKをエドワルドマルケスが失敗。
ひょっとしたら、これがこの試合のすべてだったのかもしれない。
実は湘南ベルマーレ、今シーズン、PKでの得点はこれまでわずかに1点だけ。何故だろう?
その後も前がかりに攻めるも、福岡の荒っぽいディフェンスと、最後の精度の低さに得点が奪えず、
逆にオフサイドぎりぎり(?)のカウンターから失点。
前がかりになったところで失点するというのも、また悪い癖がでたわけで。
前半立ち上がりの失点といい、
ある意味、シーズンを象徴する戦い方だったという言い方も出来なくはない。
悔やまれるのは、坂本鉱司が負傷のためピッチを離れて、
治療を終えてピッチに入ることを要求していたものの、主審がそれを認めず、
人数の少ない状態で崩されて失点してしまったということか・・・。
この試合、メインスタンドで見ていたのですが、
敗れはしたものの、サポーターにも悲愴感はなく、
一年間、昇格というモチベーションを絶やすことなくシーズンを過ごせたことに対する充実感にあふれていた。
誇りを持って、チームを愛して、それが自分たちにとっての幸せだと気づかされた。
負け惜しみではなく、昇格が出来なかったことを悲しんでいる場合ではない。
チームはもう来年に向けて走り出している。
すでに、アジエルが残留することが早々と発表されたことは、
チームにとっても、サポーターにとっても、何より大きな希望となった。
来年の今頃は、きっともっと大きな希望が待っていることを、確信を持って。
ちなみに、スタンドに河野太郎氏・・・。
うちの子供(6ヶ月)に話しかけてくれましたが、
ごめんなさい。選挙区外の人間だと言いそびれてしまいました。。。
あなたがいたから、チームがここにあって、
こんなにたくさんのサポーターが夢中になれているんです。
ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。

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