海老名市の節電対策。電力消費を抑えた家庭にプレゼント!

海老名市役所 水曜午後閉庁へ

神奈川県海老名市は、節電対策として、ことし7月からの3か月間、毎週水曜日は市役所を午前中で閉庁し、代わりに土曜日の午前中を開けて業務を振り替えることにしました。
海老名市が発表した節電対策によりますと、ことし7月から9月までの毎週水曜日は市役所の本庁舎を午前中で閉庁し、
住民登録や納税の手続きなどの窓口業務を含め正午で業務を終わらせるということです。代わりに、土曜日の午前中に
市役所を開けて業務を行うことにしています。海老名市は、すでに照明の半分を消し室内温度を上げるなどの節電対策
を進めていますが、この取り組みを強化するため、エアコンの使用量が少ない土曜日の午前中に業務を振り替えること
にしたということです。海老名市によりますと、こうした取り組みで市役所の平日の電力使用量が合わせておよそ20%
削減できるということで、自治体の節電対策で役所を閉めるのは全国で初めてだということです。

また、海老名市では市民の家庭での取り組みも促すため、7月から9月までの間、去年の同じ月に比べて電力使用量を
15%以上減らした世帯に、友好都市となっている宮城県白石市の物産品を1か月当たり500円分贈ることにしました。
去年とことしの電力使用量が分かる検針の時の東京電力の資料を提出してもらい、確認するということです。

市役所を訪れた市民からは「水曜日の午後しか市役所に来られない人は困るのではないか」という声や、「閉庁をあらかじめ
知っていれば不便はないので節電に効果があるのならよい試みだ」という声が聞かれました。
海老名市の内野優市長は「市役所が閉まるという分かりやすい取り組みで、市民の節電意識を高める効果も期待したい」と
話していました。

海老名市では節電対策として、電力消費量の多い水曜午後を閉庁とすることにしたそうです。
そして、家庭の電力消費を15%減らした世帯に500円分の特産品をプレゼント。
これはうれしいですよね。友好都市の復興支援にもなりますからね。

けれど、15%は結構大きいかなと思います。
計画停電を定期的にやっていたらひょっとしたらいけるのかな、とも思いましたが、
計画停電をやっている以外の時間で充電なんかで余計に消費する電力もあったりとか、
一回電力が落ちた後の冷蔵庫がまた冷えるまでに費やす電力の大きさとか、
いろいろ考えるとそう簡単にはいかないのかなぁ。

むしろ、太陽光発電で、電力をたくさん電力会社に売った家庭にプレゼントの方がいいんじゃないかなと。

でも、ホームタウン海老名市の積極的な取り組みに拍手、ですよね。

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