「老人ホーム」の新しい地図記号のデザインを募集

 

「老人ホーム」の新しい地図記号のデザインを募集

 

 国土交通省国土地理院は、「老人ホーム」と「風力発電用風車」の新しい地図記号のデザインを全国の小学生・中学生から募集する。国土地理院が地図記号のデザインを外部から募集するのは初めて。
 国土地理院が刊行する2万5千分の1地形図に表示されている地図記号は、時代とともに変化している。2002年には、新たに博物館と図書館の記号が加わった。近年、高齢化社会の進展による老人ホームの建設や環境にやさしい風力発電用風車が各地で進められるようになり、新しい地図記号の必要性が高まってきた。いっぽう、義務教育等の教育現場においては、国土に対する理解を深めるために、地図について学ぶ機会を十分持つことが重要であることから、公募を行うこととした。

こちらが地図記号募集の詳細ページです。
ここで募集する老人ホームは
特別養護老人ホーム、経費老人ホーム、養護老人ホームが含まれるそうです。

ということは、有料老人ホームやケアハウス、老人保健施設、グループホームなどは
この地図記号に含まれないわけですね。

地図を見ていて、有料老人ホームには「老人ホーム」という名前がついていながら、
「老人ホーム」の地図記号がついていないわけです。
地図を見る側としては「なんで?」って話になりそうなものですが。。。


このブログのなかで、
現在ある地図記号が何をイメージして作られたのかが書いてあります。

さて、「老人ホーム」はどんな地図記号になるのでしょうか。

 

結果、このような地図記号が生まれました:追記

そしてうまれたのがこの地図記号

家の中に杖がある。

これが老人ホームの地図記号です。

由来などはこちらのNHKのサイトで解説していますね。

老人ホームを表わす地図記号は2006年に作られました。1995年以降、日本では65歳以上のお年寄りが年々増えています。そのため、お年寄りが介護を受けやすくするための法律が出来ました。2000年以降、全国で老人ホームが次々と建てられ、その数は1万3千か所を超えます。そこで、老人ホームの地図記号を作ることになり、小中学生にデザインを募集しました。およそ5万7千点もの作品が集まりました。そして選ばれたのが、小学校6年の女の子がデザインしたこの作品。杖をつくお年寄りが、安心してすごせる施設をイメージしました。地図記号は、時代とともに新しくなり、変化し続けているのです。

NHK for schoolより

小学校6年生の女の子がデザインしたそうです。

老人ホームもいろいろですから、将来的には地図記号の種類も細分化されたりして、こっちは介護老人保健施設の地図記号!とか、こっちは軽費老人ホームの地図記号!とか・・・。

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