Ameba Owndサービス終了でブログはどうなる?介護事業所のエクスポート・WordPress移行とホームページ運用

ameba ownd サービス終了で介護事業所はどうなる?

介護事業所の日々の活動や行事、スタッフの取り組みを発信してきたブログ。その公開先として使っていたAmeba Ownd(アメーバ オウンド)が、サービス終了を発表しました。

「これまでの記事や写真はどうなるのか」「移行先はどこを選べばよいのか」「忙しいなかで、ホームページを作り直す時間がない」。利用中の介護事業所では、こうした不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

まず必要なのは、期限内にデータを保存し、事業所の情報を引き続き確認できる場所を用意することです。そのうえで、積み重ねてきたブログを、利用相談や地域からの紹介につながるホームページへ育てていくことも考えたいところです。

この記事では、Ameba Owndのサービス終了日とエクスポートの予定、移行時の注意点、介護事業所が見直したいホームページ運用について解説します。

※2026年11月3日時点の公式発表に基づいています。エクスポートの提供状況や操作方法は、最新の公式案内をご確認ください。

Ameba Owndは2026年12月24日にサービス終了

Ameba Owndは、2026年12月24日11時にサービスを終了します。11月2日からはサイトの閲覧のみ可能となっており、記事の編集や新しい情報の掲載はできません。Ameba Ownd公式発表

項目公式発表の内容
サービス終了日時2026年12月24日11時
現在の提供機能サイトの閲覧のみ
エクスポート機能2026年11月中に提供開始予定
書き出し対象ページ・記事・画像など
エクスポートの終了2026年12月24日11時
サービス終了後閲覧・エクスポート・データ復元ができなくなる

ホームページとして使っている事業所はもちろん、公式サイトとは別にブログだけを運用している場合も対応が必要です。

過去の記事が見られなくなるだけでなく、家族に案内した活動報告、ケアマネジャーが保存したページ、パンフレットに掲載したQRコードなどにも影響が及ぶ可能性があります。

「移転先の案内さえできない」運営対応への批判も

今回のサービス終了では、終了そのものに加え、更新できない状態で移行を進めなければならないことへの批判も出ています。

更新機能が停止していて移行先の案内さえできないのはサービス提供者として無責任じゃないかな。

tu_no_tu/2026年11月2日(原文の一部を引用)
出典:はてなブックマークのコメント

事業で使っていた人もいただろうに、さすがにあり得なくない?

yorkfield/2026年11月2日(原文の一部を引用)
出典:はてなブックマークのコメント

事業所のホームページは、利用者や家族、関係機関に案内してきた窓口です。新しいサイトを用意しても、以前のサイトで移転先を知らせられなければ、訪問した方が行き先を見失う可能性があります。

長く使ってきたサービスの終了に、戸惑いや憤りを感じることもあるでしょう。一方で、保存や移行には期限があります。公式情報を確認しながら、まず残すべき情報と必要な作業を把握していきましょう。

Ameba Owndのエクスポートはいつから?記事・画像の保存で注意すること

公式発表では、ページ・記事・画像などを書き出せるエクスポート機能を11月中に提供する予定としています。移行先の候補として、AmebaブログとWordPressが案内されています。

ただし、11月3日時点では、エクスポートの操作方法などの詳細は後日案内とされています。公式のエクスポート・移行案内

エクスポートと移行完了は別の作業

エクスポートは、サービス内のデータを外へ書き出すことです。ファイルを保存すれば、新しいホームページが完成するわけではありません。

移行先で記事や画像を取り込み、表示を確認する必要があります。記事内のリンクや画像の配置、サービス案内、問い合わせ先なども点検しましょう。

デザインや機能まで同じ状態で引き継げるとは限らないため、公式の仕様が公開された段階で、移行できる範囲を確認することが大切です。

エクスポートの案内を待つ間にも準備できる

まずは、公開中のページを確認し、残したい情報を把握します。記事数や写真の量が分かれば、移行作業の規模も考えやすくなります。

特に優先したいのは、事業所名、連絡先、所在地、対応地域、サービス内容など、利用相談に必要な情報です。手元にある写真の元データや原稿も、まとめておきましょう。

管理担当者が退職している場合などは、登録メールアドレスや契約情報を確認できる人を、早めに探しておく必要があります。

外部ブログやホームページ作成サービスを使うリスク

外部サービスには、専門知識がなくても情報を発信でき、システム管理の負担を減らせる利点があります。忙しい介護事業所にとって、使いやすいサービスを活用することには十分な意味があります。

ただし、運営会社の判断によって、利用条件が変わる可能性があります。

サービス終了、料金改定、機能の縮小、長期間のメンテナンスなどは、事業所側の努力だけでは防げません。有料プランを契約していても、サービスが将来にわたって継続する保証があるわけではありません。

選ぶときには、始めるときの手軽さとあわせて、記事や画像を取り出せるか、独自ドメインを使えるか、別の仕組みへ移行できるかも確認しておきたいところです。

これはAmeba Owndだけの問題ではなく、外部サービスを事業の情報発信に使う際に共通する視点です。

WordPressは危険?外部サービスなら安全とも限らない

移行先としてWordPressを検討すると、セキュリティを心配する声を目にすることがあります。

確かに、WordPressは導入後の管理が必要です。本体やテーマ、プラグインを古いまま放置すると、脆弱性を悪用されるリスクがあります。公式資料でも、更新を続けることや、不要なプラグインを削除することなどが案内されています。WordPress公式セキュリティガイド

一方で、外部サービスを使っていれば、すべてのリスクから守られるわけではありません。提供側のシステム管理に加え、利用者側にもアカウントの保護、データ保存、担当者の引き継ぎなどが求められます。

運用方法確認したい管理内容
外部サービスを利用するアカウント保護、障害時の対応、データの書き出し、終了時の移行手段
自社でWordPressを運用する本体などの更新、サーバー管理、権限設定、バックアップと復旧
制作会社へ管理を委託する保守の範囲、担当者、緊急時の連絡先、契約終了時の引き渡し

適切に管理されていなければ、どの方法にもリスクがあります。また、管理を続けても、リスクを完全になくすことはできません。

大切なのは、誰が更新し、誰が保守を担当し、問題が起きたときにどう復旧するかを決めておくことです。WordPressへの移行も、制作だけでなく、その後の運用まで含めて検討しましょう。

自社ドメインでブログを育てることは、SEOの資産を蓄積すること

ブログの移行先を考える際には、自社ドメインのホームページ内で運用する方法も検討できます。

例えば、事業所のホームページが example.jp なら、その中の example.jp/blog/ に記事を掲載していく方法です。

外部サービス側のドメインでブログを運用する場合、記事への検索流入や紹介リンクは、その外部サービス上のURLに向かいます。自社ホームページ内に記事があれば、検索した方に事業所のサイトへ直接訪問してもらえます。

さらに、役立つ記事が他のサイトから紹介され、リンクを得ることは、自社サイトの検索評価に寄与する可能性があります。Googleは、ページごとの評価を基本としながら、サイト全体に関するシグナルも利用していると説明しています。Google検索のランキングシステム

こうした意味で、自社ドメインでブログを続けることは、ドメインの価値を育てる取り組みといえます。

ただし、独自ドメインを取得しただけ、記事を増やしただけで順位が上がるわけではありません。読者に役立つ情報を、自社サイトに積み重ねていくことが重要です。

介護事業所では、利用前の疑問に答える記事を

日々の活動報告に加えて、利用者や家族、ケアマネジャーが知りたい情報も記事にしていきましょう。

  • デイサービスの見学では何を確認すればよいか
  • 初めて利用する日の流れや持ち物
  • 訪問介護で相談できること
  • 事業所の対応地域や支援の特徴
  • 家族からよく寄せられる質問

こうした記事を、サービス案内や見学・利用相談のページとつなげます。検索から記事に訪れ、事業所の特徴を知り、相談するという流れをつくることで、ブログをホームページ集客に生かしていきます。

Ameba Owndからの移行で確認したいURLと独自ドメイン

すでにAmeba Owndで独自ドメインを利用している場合は、そのドメインを移行先でも継続利用できる可能性があります。

公式は、独自ドメインの利用者に対し、サービス終了までにドメイン管理会社でDNS設定を変更するよう案内しています。移行先を準備し、表示を確認できる段取りを組んでから切り替えましょう。独自ドメインに関する公式案内

また、同じドメインを使っても、記事ごとのURLが変わる場合があります。旧ページから対応する新ページへの転送を検討し、過去のリンクをできるだけ生かすことが大切です。ただし、利用できる転送方法は旧サービスや移行先の条件によって異なります。Googleのサイト移転ガイド

移行後は、Googleビジネスプロフィール、SNS、関係機関の紹介ページ、名刺やパンフレットなどに掲載したURLも確認します。

Ameba Owndからの移行

ウェルコネクトでは、Ameba Owndのサービス終了に伴う、介護事業所のブログ・ホームページ移行をサポートします。

現在のサイトと残したい記事・写真を確認し、公式エクスポート機能の案内に合わせて、データ保存や移行方法をご案内します。独自ドメインの継続利用、移行先のページ構成、公開後の管理についてもご相談いただけます。

「何から始めればよいか分からない」「記事が多く、職員だけでは対応が難しい」という段階でもご相談ください。取り出せるデータや移行可能な範囲を確認したうえで、必要な作業を検討します。

これまで続けてきたブログを残し、これからの利用相談や地域からの紹介につながるホームページへ。移行を機に、自社ドメインでのブログ運用やホームページ集客を見直したい介護事業者の皆さまは、介護福祉ウェブ制作ウェルコネクトへご相談ください

Ameba Owndのサービス終了・移行についてよくある質問

Ameba Owndの記事や写真は、いつまでに保存すればよいですか?

公式発表では、2026年12月24日11時にサービスとエクスポート機能が終了します。終了後はデータを復元できないため、期限に余裕を持って保存してください。

Ameba Owndのエクスポート機能は、もう使えますか?

2026年11月3日時点の公式発表では、11月中に提供開始予定とされています。開始日や操作方法は、公式のお知らせで最新情報をご確認ください。

WordPressに移行すると、デザインもそのまま引き継げますか?

記事や画像のデータを取り出せても、デザインや機能を同じ状態で再現できるとは限りません。エクスポートの仕様と移行先の条件を確認し、記事内のリンクや画像、問い合わせ先も点検する必要があります。

現在使っている独自ドメインは、移行後も使えますか?

ドメインの契約・管理状況と移行先の対応によって、継続利用できる可能性があります。ドメイン管理会社の契約情報を確認し、新しいサイトを準備したうえでDNS設定を切り替えます。記事ごとのURLが変わる場合は、転送方法も確認しましょう。

自社ドメインでブログを書けば、検索順位は上がりますか?

独自ドメインや記事数だけで順位が上がるわけではありません。利用前の疑問に答える記事を蓄積し、サービス案内や利用相談へつなげることが重要です。役立つ記事への紹介リンクなどが、自社サイトの評価に寄与する可能性もあります。

介護事業所のブログ移行を相談できますか?

ウェルコネクトでは、記事や写真の保存、移行先の検討、独自ドメインの継続利用、移行後の運用についてサポートします。現在のサイトを確認したうえで移行可能な範囲と必要な作業をご案内します。移行について相談するからお問い合わせください。

介護福祉のウェブ制作ウェルコネクト

編集:
介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト
編集部(主任介護支援専門員)

ケアマネジャーや地域包括支援センターなど相談業務に携わった経験や多職種連携スキルをもとに、介護福祉専門のウェブ制作ウェルコネクトを設立。情報発信と介護事業者に特化したウェブ制作サービスとAIを活用した業務改善提案を行う。

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