イングランド代表発表。祝・ニック・ポープ代表選出。23名に夢はあるのか?

日本サッカー協会エンブレム

イングランド代表発表に思うこと

また介護とも、ウェブとも全く関係ない話をするようですが、
ワールドカップロシア大会に出場するイングランド代表23名が発表されました。
例年、ゴールキーパー(GK)の人材不足が嘆かれていたサッカーの母国イングランド。
イングランドプレミアリーグには世界各国からトップクラスのGKが名を連ね、
自国のGKが育たないこともひとつの原因と挙げられています。

ただ、今回は違う、と思っています。
イングランド代表メンバーとして発表された3名。
ひとりはピックフォード。
身長は185cmと、近年のGKのサイズとしては大きいとはいえないのですが、
フィード(ロングパスの精度が高い)が得意。

続いてはジャック・バトランド。
プレーに関しては個人的には一番好き。
身長196cmと恵まれた体格もありながら、至近距離・足元のボールに対するブロックも非常にうまい。
ドイツのGKなんかもそうですけど、足でのセービングがめちゃくちゃうまいGKですよね。
でかいわりに動きはしなやか。

そして最後に、ニック・ポープ。

バーンリーの躍進に貢献した守護神は、4シーズン前には5部のリーグでプレーをしていました。
16歳でクラブを解雇され、牛乳配達の仕事をしていたアマチュア選手が
ワールドカップの代表選手まで昇りつめたのです。
イングランドの8部リーグでプレーしたり、何度も期限付き移籍を繰り返しながらステップを踏んでいったのです。

牛乳配達員からロシアW杯へ…イングランド代表GKが紡いだ奇跡の成功物語

ちなみに、うちの息子と同じ、SELLSのキーパーグローブをつけているので、ちょっと応援してます。

ワールドカップ予選をはじめ代表の正GKとして永年戦ってきたジョー・ハートを押しのけての代表選出ですが、
これはイングランドのGKのレベルの底上げができていることを意味していると思います。
ジョー・ハート自体致命的なミスが多くてあまり信用されていないっていうこともあるんですけど。

日本代表サムライブルーのメンバーに夢はあるのか

さて、日本代表に話を移します。
今日、代表選手の大枠が決定し、その中から23名を選出することになります。
ってことで、なんかしらのサプライズがあるとしたらもう今日しかないんですよね。

スポンサー受けのためにわざわざ監督まで解任したのですから、きっとマスコミが色めき立つようなメンバー発表があると信じています。
代表メンバーには夢がないと。
とはいえ、中山雄太や富安といった若手をいきなり呼ぶようなこともないでしょうし、
久保くんを呼んだら、久保くん自信がつぶされるでしょうし。

やっぱり若い選手を呼ぶのも、サプライズ発表に至るのも、
それまでにプランがあって、十分その選手が輝ける土台を作ってからじゃないと、
その才能の芽を摘んでしまうことになります。

で、GKのメンバー選出はおそらくほぼ無風状態。
川島・西川・中村の3人になるでしょう。
東口は残念ながら直前のケガもあったのも印象が悪いですよね。

きっと一番の代表の課題はここなんですけどね。
プレミアリーグは世界各国のトップクラスのGKが集まる主戦場。
Jリーグはアジアの韓国のGKやオーストラリアで代表メンバーから漏れている選手に次々とスタメンを奪われる始末。
この危機的状況に気が付いてGK育成に力を入れてきたのがハリルホジッチ監督だったわけですが。

ジュビロの三浦とか、いいプレーをしているGKは何人かいるのですが、
さすがにサプライズはなさそうですよね。。。

ということで、日本代表メンバー発表を待ちましょう。
ワールドカップのピッチに夢はあるのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

five × 3 =