小島よしおに見る、笑いとバブルと介護とテンション。

「はい、おっぱっぴー」
すっかりおなじみとなったお笑い芸人、小島よしお。
ブーメランパンツ一枚で「そんなの関係ねぇ」というフレーズを叫びまわる。
好き嫌いは分かれるだろうけれど、ある意味、
このお笑いバブルを象徴するキャラクターでもあるわけで。
気がついてみれば、お笑い芸人のテンションがますますもって高い。
大声で叫んで躍って、ひょっとしたら面白いのかもしれない言葉を織り交ぜて、
なんとなくつられ笑いを誘ってしまう。
一昔前はヒロシなど、自虐的なネタが大流行だった。もう、過去の話。
どうも、世間も気づき始めているのだろうけれど、
いまはそれほどうまさがなくても、
ポジティブなテンションの高さがあれば一気にスターダムに上り詰めることができるようだ。
いつの間にか、ルー大柴が再ブレイクしていることも、
バブルの時代が帰ってきたような錯覚を覚えさせる。
なんだか僕らは気がつかないうちにバブルを体験しはじめているのかもしれない。
けれど、一向に改善しない介護現場の待遇。
現場の介護職が好景気を体感できるようになるのは、きっとまだまだ先の話なのでしょうね。

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