2022年ワールドカップ開催はカタール。人口140万人の奇跡と疑念。

人口140万人の小さな国に、とんでもないビッグイベントが舞い込みます。
2022年ワールドカップ開催はカタール。


正直、この決定には首を傾げたくなる部分が多々あります。
まず、夏に行うワールドカップ。
カタールでは気温45度越えは当たり前で、湿度も高い。
息苦しくなるような環境の中、ヨーロッパでのシーズンを戦い終えたばかりの選手たちが、
どれほどのパフォーマンスを発揮できるのか。
エンターテイメントとしての魅力に欠けた大会になることが懸念されます。
カタール招致側としては、スタジアムの冷却システムなどを主張していますが、
ほとんどスタジアム設備のない状態の国で開催までどれだけ実現できるのか。
それと、事前のリスク評価についてですが、
カタールの評価はかなり低いものでした。
2022年開催候補地の中では唯一、ハイリスク判定(施設面)をされています。
それ以外の評価を見ても、候補地の中ではもっとも低いものでした。
これは2018年開催が決まったロシアについても同じことが言えます。
ブラッター会長のコメントからは、開催したことのない地域での開催によって、
ファン層の拡大を目指す意欲が見られるわけですが、
だったら投票も視察もまったく意味を持たないわけでしょ。
あと、
事前にカタール側から理事に賄賂が渡されたというスキャンダルもありましたが、
普通そうなると投票行動も慎重になるのかなと思いきや、
まったくそんなことないんですね。
FIFAは賄賂の存在を真っ向から受け入れるつもりなんですかね。
そして、カタールの狭い国土。
3つの都市にスタジアムを集中させる計画で、
人口140万人のカタールに各国のサポーターがひしめき合うわけで、
宿泊施設が足りないんじゃないかとか、
サポーター同士の衝突だとか、もろもろ懸念されます。
それと、カタールのサッカーについてですが、
ワールドカップ出場経験がないのはもちろん、
アジアカップでもベスト8が最高位。
カタールリーグはオイルマネーで有名な外国人選手を次々と獲得しており、
そういった意味ではホットなのかもしれませんが、
そこは先行投資が実ったということなんでしょうかね。
外国人を次々にカタール国籍にし、代表の強化を図っていますが、
それがサッカーの発展という意味で正しい方向性なのかは疑問です。
これは、
来年1月のカタールのアジアカップでは目にものを見せてやってほしいですね。
ついでにですが、
ワールドカップといえば美女サポーターも注目なのですが、
その辺でも肌の露出に敏感であったりするお国柄で、
影響が出ないことを願うばかりですけれど・・・。
最後に、少ない予算や短い準備期間でここまでこぎつけた
招致委員の皆様、お疲れ様でした。
日本招致が決まれば佐々木りおの名前は日本サッカー界の殿堂入り間違いなしだったわけですが、
とても勇敢なプレゼンテーションに感動しました。
今回まいた種は、きっと2034年以降に花開くと信じます。

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