【ブログ担当者必見】AI生成画像でコンテンツ活性化!AIでイメージ画像を作成!(動画解説)

まだ無料写真素材集使っているの?AI生成画像でブログを活性化する

近年、デジタルマーケティングの世界では画像・動画などのビジュアルの重要性がますます高まっています。介護事業者の皆様が運営されるブログでは、情報提供だけでなく、その情報をどのように視覚的に表現するかが大きな鍵を握っています。

訪問看護師がブログに画像をアップロードしているイメージ

文字だけの説明では伝わりにくいイメージもも、適切な画像とともに提供することで、より多くの人々の心に響き、理解に役立ちます。しかし、高品質な写真素材を常に用意するのは時間もコストもかかります。

そこで、注目したいのが「AI画像生成」の活用です。近年のAIの発展は目覚ましく、画像生成のクオリティは驚くほどの進化を遂げています。これらを活用することで、誰でも、簡単に、そして無料で、オリジナルのイメージ画像を作成することができます。

今回の記事では、介護サービス事業者がブログで情報発信するときに役立つAIイメージ画像の作り方を紹介していきます。【もちろん紹介するのは無料ツールです】

こちらに解説動画も作成しています。よろしければ、チャンネル登録・いいね・コメントをお願いします。


ブログの重要性と検索エンジンのトレンド

介護事業者ホームページにとってブログで情報発信する「意味」

現代のようなデジタル社会において、ホームページでは事業の成長に欠かせないツールとしてその価値を証明しています。介護事業者にとってブログによる情報発信は、サービスの透明性を高め、信頼を構築するのに役立ちます。ブログの情報を通じて専門性と経験を伝えていくことにより、読者からの信頼を得られるだけでなく、SEO対策にも有効です。質の高いコンテンツは、検索エンジンにより好意的に評価され、検索結果の上位に表示される可能性が高まります。

ブログ記事SEOのポイントは「滞在時間」を増やすこと

スマートフォンで動画を視聴する青年

その点で言うと、視覚的なコンテンツはブログの魅力を大きく作用します。ブログコンテンツの評価の大きな要因の一つに、ページ内の滞在時間があります。滞在時間の長いコンテンツ=読む価値のあるコンテンツ=品質の高いコンテンツとしてGoogleは認識します。つまり、ユーザーを「飽きさせない」ことが検索順位にも大きく関連し、アクセス獲得数にも影響します。

なぜ滞在時間を重視しているかというと、Googleはユーザーの役に立つコンテンツを紹介しなければ、他のSNSなどのツールにどんどんユーザーを奪われてしまうからです。Googleで検索した方が、インスタやXで検索するよりも適切な情報にたどり着けるようにしたいのです。それが検索品質の向上につながり、Google検索ユーザーが増えれば、広告収入の増加にもつながります。質の高いコンテンツの指標に滞在時間が求められているのはそのような背景があります。

そこで、検索でたどり着いたユーザーを飽きさせない工夫の一つとして、ビジュアルコンテンツがあります。

画像や動画があることで、コンテンツの中でメリハリが生まれ、ユーザーはイメージをしやすくなることで長い時間ページ内で滞在していることにストレスを感じにくくなり、結果として最後まで読んでもらえるという好循環を生み出します。

見せる画像が「ない」問題

写真などを撮ってブログに上げようと思っても、そこには様々な問題があります。

  • 本人のプライバシー肖像権の問題、本人・家族関係者の承諾を得る場合
  • 重要な個人情報や見せたくない情報が写真に映り込んでいる場合
  • スタッフ個人がブログに写真を載せられることに抵抗がある場合
手で顔を隠す介護スタッフ

特に最後のスタッフの掲載許可の問題はかなり大きいです。写真に写っているスタッフ側が「困ります」と言えば、それを無理やり掲載することで事業所とスタッフとの間では信頼関係に亀裂が生まれてしまう場合もあります。

また、訪問系サービスであれば、訪問の現場を写真に収めることはプライバシーの問題からかなり慎重にならざるをえません。利用者の自宅には秘匿すべき個人情報が多く、日々の活動を写真に収めることは難しいでしょう。

このような、使える写真がないという大きな問題に直面することが多いのです。

文字だけでも面倒なのに、画像を撮るのに許可ももらって、リスクのある情報が映り込まないように注意して、もし移っていたら消去して、取り込んで掲載する。それって、考えるだけでもすごい大変じゃない??

と思っているブログ担当者さん。そうなんです。かなりな作業量になるんです。

ただ、助けるツールがあるんです。それがAI画像生成ツールです。

AIで画像生成するメリット

AI生成画像とは

介護施設の高齢者と介護スタッフイメージ

AI生成画像は、人工知能を使用して、ユーザーが入力した指示(プロンプト)に基づいて画像を自動生成する技術です。この技術は、AIがこれまでに大量の画像データから学習したディープラーニングをもとに、指示に基づいた新しい画像を作り出します。これまでの画像編集ツールなどは、元になる画像データを加工するというものでしたが、AI生成では指示をもとに全く新たな画像を生成しています。これまでは実現が難しかった独創的で高品質なビジュアルが短時間で生成します。

AI生成画像のメリットとは

AI画像生成には多くのメリットがあります。ここでは、特に注目すべき利点をいくつか挙げてみましょう:

  1. 創造性の強化:
    • AIはユーザーが入力したプロンプトに基づいて、従来の画像やアートとは異なる独創的なビジュアルを生成することができます。これにより、ユーザーが求めるユニークな画像を作り出すことが可能です。
  2. コストと時間の節約:
    • 高品質な画像を個別に制作または購入するコストは高額になることがあります。AI画像生成ツールを使用すれば、無料または低コストで、品質の高いの画像を生成することができます。
  3. カスタマイズと柔軟性:
    • AIを使用することで、特定のテーマやスタイルに合わせたカスタマイズが容易になります。ユーザーは具体的な指示をAIに伝えることで、希望にぴったりの画像を得ることができます。
  4. 誰でも作れる:
    • AI画像生成ツールは通常、ウェブ上で誰でも利用できます。指示の方法さえ習得できれば、美的センスや技術などがなくても、誰でも簡単に作成することができます。
  5. 無限の再生産:
    • 一度学習したデータを基に、AIは無限に画像を生成することができます。これにより、類似したテーマでも異なるバリエーションの画像を容易に作成することが可能です。
  6. 法的リスクの軽減:
    • 特定の画像に対する著作権の心配なく、完全にオリジナルのコンテンツを使用することができます。これにより、著作権で保護された素材を誤って使用してしまうリスクを避けることができます。

このように、AI生成画像は、介護事業者で課題にしていた画像に関する問題の多くをクリアすることができるのです。

写真素材集では実現できないこと

イメージ写真を使うという意味では、これまではロイヤリティーフリーの写真素材を使うことが多くありました。

無料でも写真素材を配布するサイトは多く、有名なところでは以下のようなものがあります。

しかし、介護サービスに関する画像は市販もしくは配布されているものは似ているものが多く、オリジナリティが欠けているのが現状です。このような意見もよく聞きます。

  • 訪問介護の写真素材を用意したいけれど、だいたい外で散歩しているイメージばかり。訪問介護での「散歩」は原則的に禁止されているし、外出なんて通院の介助くらいで、あまりこういうシーンないんですよね。
  • モデルの高齢者がだいたいみんな同じ。同じ人をいろんな施設のホームページで見かけるから、もう「あ、またあの人だ」っていう印象しか残らないんですよ。
  • 訪問入浴とかってどの写真素材サイト探しても画像がないんですよね。マイナーなサービスだから仕方ないのかもしれないですけれど。

まだまだ介護という分野についての社会的な理解が不十分で、ニーズと供給のバランスが合致していないように感じます。

これを解決できるのがAI生成画像であると思います。

AI画像生成のおすすめサイト(無料)

無料でAI画像生成するのにおすすめできるサイトを紹介します。

Adobe Firefly

adobe firefly

先に言うと、個人的にはこれが一番のおすすめです。

開発元のAdobe社はAdobeストックという写真画像などの膨大な素材集を保有しています。これらの画像データをもとに学習しているので、出力される画像のクオリティが高い。あまり指示を工夫しなくても、こういうポーズが欲しいという画像を自然に作成してくれます。ちょっと不自然な部分などが目に付いたのですが、バージョン3にアップデートし、違和感の少ない自然な画像が出力されるようになりました。また、画像の背景を透過したり拡張したりといったプロユースを意識した機能も充実しているのが非常にうれしい。

毎月25クレジット分の画像生成が無料で行えます。ブログで画像生成する程度であれば十分な無料枠なのではないでしょうか。

Bing Image Creater

bing image creater(copilot デザイナー)

続いて紹介するのはBing Image Createrです。Bingといえばご存じMicroSoft(マイクロソフト)社ですね。マイクロソフトオフィスと連携できるCopilotなど、AIの開発に注力しているマイクロソフトの画像生成AIです。

画像生成はChatGPTでおなじみのOpenAI社のDALL·E 3という画像生成の技術を使っています。マイクロソフトのアカウントが必要になります。

比較的指示に忠実な画像を作成しています。無料で作成できるので、気兼ねなく利用できることがうれしいですね。

Canva

canva

プレゼンテーションや動画など、あらゆるデザインを簡単に作れちゃうツールがCanvaです。豊富なテンプレートで使いやすいのがうれしい。Canvaでも無料で画像生成ができます。

こちらも無料で使えます。生成した画像を加工したり、動画にしたり、様々な用途で使うのにはとても便利ですね。

3つのAI画像生成ツールを比較

Adobe FireflyBing image createrCanva
開発元Adobe社MicroSoft社Canva社(オーストラリア)
AIモデルAdobe fireflyDALLE-3Stable Diffusion
料金月25枚まで無料無料無料
画像の特徴Adobeの画像素材データをもとに画像生成しているので高品質BingのAIチャットでも利用可能様々な用途でデザインを活用できる。

では、実際に3つのツールで同じプロンプトで画像生成してみます。

テーマは訪問介護。

指示文は「訪問介護サービスを行う、日本人女性の介護福祉士。高齢者と笑顔で会話している。自宅のリビング。」で比較してみたいと思います。

Adobe firefly

訪問介護サービスを行う、日本人女性の介護福祉士。紺色のポロシャツを着ている。高齢者と笑顔で会話している。自宅のリビング。(をadobe fireflyで出力)

とてもいい雰囲気の写真ができています。ちょっとコップを持つ感じが不自然ですが、訪問介護という意味を認識できている印象はあります。ただ、ポロシャツがだいぶスクラブっぽいですね。このあたりは調整が必要ですね。

Bing Image Creater

訪問介護サービスを行う、日本人女性の介護福祉士。紺色のポロシャツを着ている。高齢者と笑顔で会話している。自宅のリビング。(をbing image createrで出力)

こちらはBingですが、こちらもいい雰囲気で作れていますね。デフォルトだとこんな感じにふわっとした白っぽい画像になります。

Canva

訪問介護サービスを行う、日本人女性の介護福祉士。紺色のポロシャツを着ている。高齢者と笑顔で会話している。自宅のリビング。(をcanvaで出力)

Canvaです。写真画像ではなく、イラストも生成していますね。なぜが利用者のようにソファにどっかり腰かけている感じの画像もできたり、「ん?」というものがありますが、きれいな画像ができていますね。ホームヘルパーの年齢層を熟知しているのか、高齢のヘルパーで生成されているようです。

いかがでしょうか。3つのツールで出力してみました。好みなどもあると思いますが、指示の内容を工夫するなどして、十分活用していけるのではないでしょうか。

まとめ

ということで、AI画像生成を使うことでイメージ通りの画像を作って、ブログに掲載するということをお勧めしました。

実際に写真を撮って使うことができればそれに越したことはないんですし、もちろん、それが一番であることは間違いないです。ただ、現実的にそれが難しい状況やハードルが高い場合も多いので、AI画像というのはそれを代替する手段となりうると考えています。

ぜひ試してみていただければと思います。

次回、プロンプト(指示文)のコツなども紹介したいと思います。

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