介護報酬改定単価案発表。海老名市が到底納得できない地域加算設定。

平成27年4月から介護保険のサービス利用に伴い事業者に介護保険から支払われる介護報酬の単価が改定されます。
介護保険事業者の皆様はすでに目を通していらっしゃるかと思いますが、
大幅なマイナス改定となっており、事業者にとっては厳しい部分も大きいかと思います。
介護事業者様でホームページ上で料金表などを掲載している皆様は
ぜひ一度ご確認いただき、4月に合わせて修正できるように準備をしていただくことをお願いいたします。

各事業の単価などについては、
厚生労働省の介護給付費分科会のサイトから改めて確認していただきたいと思いますが、
その中の介護報酬改定の概要のPDFファイルでの最後のページに、
今回新たに設定し直された地域加算について掲載されています。
地域加算はこれまで7段階で地域ごとの人件費などの基準をもとに、それぞれの地域に報酬への上乗せ率を設定していたのですが、
これが今回は8段階に設定されました。

私のオフィスのある海老名市ですが、5級地から6級地に格下げになっています。
神奈川県の市町村の中で、これまで
相模原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、綾瀬市、葉山町、寒川町が5級地と設定されていました。
このうち、
相模原市、藤沢市、厚木市が4級地に格上げ、
平塚市、茅ヶ崎市、逗子市、大和市、伊勢原市、座間市、寒川町が5級地キープ(その他横須賀市が格下げ・小田原市が格上げで5級地です)、
そして、海老名市、綾瀬市、葉山町が6級地に格下げになりました。

ちょっと待ってちょっと待ておにいさ~ん!
6級地ってなんですの?

えびーにゃ
海老名市のゆるキャラ「えびーにゃ」様もさすがに怒り心頭です。

海老名市が6級地に格下げされる意味が全く理解できません。
加算率自体は6%でキープですが、厚木市と2段階も差がつけられた理由がまったくわかりません。
寒川・座間・伊勢原よりも低い理由もまったくわかりません。
事業種別ごとの連絡会や研修なども横断的に開催され、
仲良く肩を並べて地域を盛り上げようとしてきた県央地域に亀裂を生みかねないこの地域加算の設定。

他にも「なんでうちが〇級地!?」と納得ができない市町村住民・事業者の方も多いかと思いますが、
しっかり声を上げていきましょう!

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