サイトの価値を上げる!介護事業者のブログ運営者をサポートするコンテンツポリシーについて

ブログ担当者のお悩み解決、コンテンツポリシーで情報発信を!

連日の猛暑、そして地域によっては大雨の被害と、介護事業に携わる皆様も大変な時期を過ごしているかと思います。

介護事業のホームページ制作を行うウェルコネクトとしては、ウェブを通して介護サービスの力になれればと、情報の発信を行っています

なかなか実務的な情報発信ができなかったので、今回はウェブサイト運営のヒントになる情報発信を行います

なぜって、最近介護に関係しないことばかり発信しているので、Googleさんの順位がめっぽう落ちているから・・・

今回はコンテンツ作りに関してお届けします。

ホームページ制作の様子

現場の介護職員に

「なんかブログのネタ書いてよ」

「ブログ更新してよ」

と言っても、いつまで経っても記事が作れない。。。そんなこと、ありませんか?

そこで、今回はブログ・コンテンツ更新のためには「コンテンツポリシー」を先に作ることで発信がしやすくなるという話をさせていただきます。

検索順位上昇のためにはオリジナルコンテンツが必要

名刺代わりのホームページには価値がない

検索順位をひとつでも上げたい。上位表示されることでアクセスを増やし、採用や顧客獲得につなげたい。と考えている経営者の方は多いと思います。それが多くのコストを費やしている者であればなおさらというところでしょう。

Googleで順位を向上させるために必要なのは「質の高いオリジナルコンテンツ」だと言われます。

名刺代わりのホームページに意味はない

ただ「そこにあるだけのホームページ」、「名刺代わりのホームページ」。それでは意味がありません。少なくとも、Googleからはそう見られています

どんな華美なサイトデザインであっても、どんなにトレンドを取り入れていても、どんなに高名なデザイナーが作ったサイトであっても、肝心のコンテンツが評価されなければ上位表示されることはありません。

Googleの視点で「質の高いコンテンツ」でなければ評価はされませんし、質の高いコンテンツを作って発信することが上位表示のために欠かせないポイントとなっています。

Googleの考える質の高いコンテンツとは何か

Googleの考える質の高いコンテンツとは何か。具体的に示されている内容とそうでないものがありますが、ここではすでにGoogleが順位の決定に影響していると公表しているE-E-A-Tという要素について説明します。

それが下に示す「E-E-A-T」と呼ばれる基準です。

E-E-A-T

グーグルガイドラインより参照

E:Experience(経験)

E:Expertise(専門性)

A:Authoritativeness(権威性)

T:Trust(信頼性)

詳しくは以下の記事にも紹介しておりますが、経験に基づいていて、専門性が高く、権威性のある人が書いた記事を信頼できる記事としているということです。

この内容については下記の記事にも詳しく掲載していますのでお時間がある方はこちらもどうぞ。

ブログを書くのに、経験とか専門性とか・・・。書くのにますますハードルが上がっちゃった。

でも悩むことはありません。まずは低い目標から始めていってもいいんです。

  • みなさんが日々何気なくこなしている介護業務からの情報発信(経験)
  • みなさんが介護職として持っている視点や技術をもとにした情報発信(専門性)
  • 介護サービス事業所を代表して介護福祉専門職からの情報発信(権威性)
SEO対策をする男性

と考えれば、質のいい悪いはあるにせよ、十分にE-E-A-Tを備えた情報発信です。無駄になる事はありません。その経験の積み重ねがより質の高い情報発信につながります。

ブログに昼食のメニューを載せることだけでも、ただ写真を掲載するだけでなく、嚥下機能が低下した方向けにどんな工夫をしているか、塩分を控えつつ美味しく食べてもらうためにどんな工夫をしているか、という情報を足せば十分専門的なコンテンツです。専門的で価値のある情報発信をしているんです。

だから勇気をもってパソコンの前に座りましょう!

とはいっても・・・
どんなことを書いたらいいのか。
下手なこと書いて炎上したら責任取らなきゃいけないし。
サイトをみた利用者家族から怒られたりしたら嫌だし。
どうしよう・・・

なんて思い悩んでいませんか?そこで、介護福祉ウェブ制作ウェルコネクトからはこんな提案を。

コンテンツポリシーを作ると発信がしやすくなる!

コンテンツポリシーとは

コンテンツポリシーとはコンテンツを作る上のルールを文面にしたものです。
コンテンツの最終的な目的、発信してはいけない内容、コンテンツをどのように管理するか。などの約束事をコンテンツポリシーとして明文化します。コンテンツポリシーをもとに、担当者はコンテンツの制作・運営を行います。コンテンツガイドラインやコンテンツルールと表現する場合もあります。

え?難しそう!しょっぱなからもっとハードルが上がった、と思うかもしれませんが、おそらく逆です。コンテンツポリシーが出来上がれば、それに沿ってコンテンツを増やしていけばいいので、コンテンツ制作はずっと楽になります。

では、ここから介護サービス事業所のブログ運営を楽にするコンテンツポリシーについて解説していきます。

コンテンツポリシーに記載したい内容

以下のような内容をコンテンツポリシーに記載することをお勧めします。

【発信の目的】
サイトでコンテンツを発信する目的は何か。誰に向けて情報を届けたいのか。コンテンツを見てどんな効果につなげていきたいかなど。

【発信内容】
定期的に発信するコンテンツはあるか(献立表・昼食メニューなど)。積極的に発信したい内容は何か。月に何回の更新を目標とするかなど。

【禁止事項】
発信してはいけない内容は何か。政治・宗教・人種など、差別的な表現を避けることや、関係者や一般市民に対して批判的な内容の記事を作成しないこと、写真など個人情報の取り扱いに注意することなど。

【コンテンツの管理】
コンテンツの管理方法。写真に写っている人が個人情報に抵触するかのチェック。発信前の確認ルールなどをどう設定するか。コンテンツがもとで問題が発生した場合の対応方法など。

このようにあらかじめ発信の目的や内容・禁止事項や管理方法を決めておくのです。

制約がとても多くて不自由に感じるかもしれませんが、でも、やるべきことが絞られて発信がしやすくなったと感じる人もいるのではないでしょうか。

何を発信したら効果があるかわからないので、「何でもいいから書いて」ってついつい言っていた管理者の方もいるのではないでしょうか。
このようにコンテンツポリシーを定めれば、やるべきことを明確にでき、担当者は自主的に発信ができるようになります

慣れてきたら次のステップ、キーワードを意識して!

自分で発信することに慣れてきたら、次のステップに進めばいいです。

キーワード

検索エンジンから獲得したいキーワードを意識してコンテンツを作ってみよう。

狙っているキーワードを獲得するためには自分たちの提供サービスについてもっと知ってもらいたい!とか、地域名のキーワードを獲得するために地域の多職種の集まりに参加した内容を記事にしたい!とか。キーワードを意識することで発信する内容も変わっていきます

キーワードを意識してコンテンツを作ることに慣れてきたら、

  • 今度はブログライティングの技術を身に付けてブログをPREP法の構文を意識して作ろう!とか、
  • 最低文字数はこのくらいで設定しよう!とか、
  • アクセス解析を見て反応がいいジャンルの記事を増やしていこう!とか、

徐々にステップを踏んでいけばいいのです。

気が付いたらGoogleにめっちゃ評価されるサイトになっていると思います(Googleの方針もコロコロ変わるので断定はできません)

コンテンツポリシーを作る時は多くの人を巻き込んで!

コンテンツポリシーの作り方

では、コンテンツポリシーをどう作ればいいのか

多くの人が議論するテーブル

1人でコンテンツポリシーの原案を作るのではなく、いろんな人を巻き込んで、こんな内容はネタになりそう!こんな発信をするとこういう人が不快に感じるんじゃないか?など、意見をできるだけ集め、それを言葉に起こしていくといいでしょう。

コンテンツポリシーは最初に決めたらそれを常に守り通し続けなければいけないというわけではなく、状況の変化に応じて変えていけばいいのです。

まずはすでにお伝えした【目的】【内容】【禁止事項】【管理方法】を決定しましょう。
決定する際には、できれば現場職員だけでなく、責任者でもある管理者や経営者なども同席し、合意の上でスタートを切るようにしましょう。場合によっては、経営者の思いと反する内容を発信していた、なんてことになりかねないので、法人の持つ理念や目的に沿うものにしていくことを確認しましょう。

管理する側にもメリットが

発信するブログ担当者側にとってのメリットをお伝えしてきましたが、管理する側にもメリットがあります。

もしサービス事業所の管理者がSEOの知識に長けていて、どんなニーズがあって、どのくらい更新すればいいのか理解できているのであれば必要ないのかもしれませんが、そんな事業所はめったにないでしょう。だから、管理側も指導するための根拠がないので、結果的にブログが放置されてしまうのです。

ただし、SEOの知識がなくても、コンテンツポリシーがあれば、明文化された内容をもとに指導することができます

たとえば、コンテンツをチェックしたときに、もし好ましくない表現をしている部分があれば

「これはコンテンツポリシーのこの部分に準拠してないよね」

「コンテンツポリシーから逸脱していない?」

このような明確に指導をすることができます。

また、明らかに更新が滞っているようであれば、

「この前のイベントの時の情報発信できたんじゃない?」

「先月の事業所内研修の記事は発信する決まりになっているんじゃない?」

という促しをすることもできます。

コンテンツポリシーは管理する側にとっても、ブログ担当者をサポート・指導・評価するための根拠となります。もちろん、ブログ担当者に対してサポーティブに関わることが大事ですよ!

コンテンツポリシーが出来上がったら、それに沿って自信と勇気をもってコンテンツ発信をスタートさせましょう

まとめ

では、介護事業者が上位表示を目指すためのコンテンツポリシーについてまとめます。

  • Googleで評価されるためにはオリジナルで質の高いコンテンツを作ること。
  • そのためには、発信で担当者が悩まないように「コンテンツポリシー」を作ること。
  • やるべきことを明確化してブログ・コンテンツを制作すること。
  • 次のステップとしてキーワードを意識することや分析をすることで、さらなる質の向上を目指すこと。

以上が質の高いコンテンツ発信のための提案となります。

発信内容に困っているブログ担当者の方や、更新頻度が滞っていることを気にしている管理者・経営者の皆様にはぜひご検討いただければと思います。

コンテンツポリシー作りたいんだけど!という事業所さんがあればお問い合わせください。

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